仕事から離れて、個人的趣味で様々なジャンルのアレンジ、リミックスを手掛けていたようです。
2-STEPの貴公子Craig David、テクノの重鎮UNDERWORLDのHugeリミックス。皆様にお聴かせできなかったのが残念です。
Air on G-string(G線上のアリア)のHugeトランスミックス。あの音楽の父J.S.バッハが聴いたらさぞかし驚くことでしょう。
駅前留学で有名な英会話学校のCMソング。Hugeは容赦しませんでした。
「ippai kikete ippai shabereru」 嘴をもつウサギがもの悲しいハスキーボイスで歌い上げていました。
あまりにセツナイ!
東武東上線池袋駅ホームの列車発着メロディーのアレンジにまで手を染めていました。聴いた(聴かされた)ことがあると学友が言っていました。残念ながら私たちの手元にはその音源はありません。
日常生活で耳にする種々雑多な「音」にもHugeは異常なまでの反応を示していたようです。日本の「音」をこよなく愛した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)先生も真っ青になるほどに。
ファミレスにて。
グラスに注がれる水の音。コーヒーカップがソーサーにあたる音。椅子を引く音。ナイフとフォークの金属音。製氷機から取り出される氷の音、、、
耳をそばだて、『この音、イケルネェ』『あの音、使エルネェ』
「一緒に食事をしていても落ち着かなかった」という証言まで出てくる始末。
厨房まで足を踏み入れなかったのはせめてもの救いです。
▶ENGLISH:Huge makes remix just for pleasure
▶ENGLISH:A man eating sounds