track18■Fami-com World

小学校低学年では御多分に漏れずテレビゲームに夢中に。
両肩がコミカルに動いている小さな背中。
『クリアー!』勝利感を味わっている。ちょっと誇らしげな背中。

「ゲームオタク」の行く末を案じていた私たちでしたが、ゲーム音楽がその後のHugeの音楽的嗜好の一部を形成していったのは否めない事実でもあります。

学友たちが発掘・整理してくれた楽曲インデックスの中に♪Fami-com World(ファミコンワールド)とHugeによってそのタイトルを付けられた作品があります。

以前、この作品を皆様に聴いていただく機会がありました。
HugeのそしてHuge音楽の最大級の理解者である37さん。彼女が開設してくれているHugeファンサイト「HUGENESS」(只今休止中)の楽曲試聴コーナーでした。その際、「ファミコン」は玩具メーカー任天堂の登録商標であることを考慮し、Fami-com Worldのタイトルでホームページに掲載することの是非を任天堂に問い合わせました。

任天堂からの回答は「不可」。(担当の方は親切に対応してくださいました)
私たちは不本意ながらタイトル変更という苦肉の策を取ったのでした。Hugeの承諾を得られぬまま。


ファミコンのコントローラーを握る手がシンセサイザーのキーボードに添える手になった頃より、Hugeは日毎に大人っぽくなっていったような気がします。

 

A Labyrinthine Love(Fami-com World)

 

▶ENGLISH:Fami-Com World

2006年05月14日